ロータリーエンジンはオイルが大事

ども、おれです。

出光USAオイル

マジで良いわ。
オイル代えただけで排気ガスが臭くなくなるという。
あとAPI10W-30と数値だけみるとアレだけど、やっぱりオイルは動粘度。

さて、だんだん春らしくなってきてますね。
これからどんどん暖かくなって、ロータリーエンジンにはキビシイといわれる季節になってきます。

今回はあんまり需要ないかもだけど、ロータリーエンジンに必要な追加メーターのお話。

水温高いって本当?

まぁ色々必要だし色々見たい気持ちもありますが、とりあえず、おれは常時油温と油圧を見ています。

ロータリーって水温が厳しいとかって良く言われますが、ウチのFCは良くできてるのか単にパワーが無いのか(笑)水温が厳しくなったことがありません。

走行会とか草レースで延々全開状態でもピークで105℃行くかどうか。
ラジエターはKOYOのアルミで純正サイズですよ。

FC3Sの場合はエンジンにファンが取り付けられていて、ほぼ常時ファンが回っているので冷えが安定してるのかもです。

一方、お買い物カーのRX-8は電動ファンなので、渋滞など動かない状態が続くとグイグイ水温が上がって100℃辺りまで上ります。

が、動じる必要はありません。

ECUがそういう制御してるからなんです。100℃辺りでファンが回るように設定してるんですよね。(102℃とかでしたっけ?)

真夏でも車が動いてさえいれば、82℃~85℃くらいで安定するでしょ?
それはサーモスタットが82℃くらいで開くようになってるからですし、逆にその温度が必要なんですよロータリーの場合。

ロータリーエンジンは、燃焼室が細長い関係上、燃焼室の温度が下がりやすく、混合気の霧化状態の維持ができなくなって燃焼効率が低くなりやすいため、むしろあまり冷やさないようにしてるんですよ。

だからレシプロと同じように考えちゃうといけません。

とはいえ、さすがに110℃を超えるようだとオーバーヒート気味になって、そういう状態の車両は何かしらおかしいので、点検・整備が必要です。

考えられることとしては、電動ファンの不具合とか、アンダーパネルが無いとかアンダーパネルとラジエターの隙間があるとかっていうラジエター前の気密保持の問題とか、どこかでラジエター液がリークしてるとか、ウォーターポンプの故障とか、ですかね。

あ、そうそう
ラジエターって、風を「当てて」冷やしているように勘違いされていることが多く、社外バンパーなどで開口部を大きくしちゃったりされがちなのですが、実はバルクヘッドのトランスミッション辺りの隙間から、フロア下の負圧でエンジンルームの熱気を吸い出してるというのが正解。

せいけん画伯

むしろちゃんと考えないで開口部を大きくしてしまうと、走行風がラジエターに当たって通り抜けられない空気が滞留して、その空気自体が壁になって余計にラジエターを空気が通り抜けないなんてこともあります。

ラジエターのコアを通り抜けるときにフィンから空気が熱を奪うことで冷えているので、ラジエターの面に空気が当たっても冷えないんです。
(実はこのコアを通り抜ける空気の速度も重要だったりするわけですが・・・割愛!)

開口部を大きくしたりラジエターだけ容量増やしても、思った通りに冷えなかったりというのもそれが原因だったりします。

FD3S、SE3Pはエンジンがバルクヘッド側にかなり寄ってきていて、エンジンルームの熱気の排出量が厳しいこともありますから、なかなか難しい問題ではありますが・・・
なので皆さん、ボンネットにダクトつけて抜いたり、フェンダーに逃がしたりと工夫しているようです。

エンジンと同じですよね。
排気を良くすると吸気量が多くなってパワーが出るのと同じように、熱気を排出することで冷気がラジエター部分から吸い込まれて冷える、といった感じです。

なので、とりあえず、水温100℃くらいっていうのは正常なので気にしなくてオッケーす。

ウチのFCもとりあえず水温センサーつけてるけど、ピークしか見てませんし、正常なのがわかってるから要らないかな~、なんて思っています(笑)

RX-8も水温計ついてて、前オーナーから譲ってもらった時は色々トラブル抱えてたので結構にらめっこしてましたが、トラブル解消してからはやっぱり要らないかな・・・でも電動ファンがいつ壊れるかわからないという信用ならない存在だからな。

うーん、よって電動ファンのFD、エイトは必要かも。

むしろオイルの温度と圧力を見た方がいい

レシプロエンジンの場合、ピストン&コンロッドはオイルパンのオイルをカキ上げて冷やしています。

ロータリーエンジンは構造上それができないので、クランク(エキセントリック)シャフト側にオイルを圧送してローターを冷やしてるんですね。

だからオイルラインの圧力の維持がとても大切。

レシプロはエンジンが回ってさえいればとりあえずオイルで冷えるけど、ロータリーは油圧が落ちたら冷やせなくなって最悪ローター&クランクが焼き付きます。
燃焼室にもオイルを供給しているので、アペックスやサイドのシールなどの潤滑もヤバイ。
油圧の確保が非常に重要なエンジンなんですね。

で、油温。

油圧とセットで見るんですが、オイルってタイヤと同じく「作動温度」というもので動いています。
ある程度の温度で化学反応を起こして潤滑や封密、極圧性能を出してるんです。

ちゃんとしたオイルの挙動としては、冷え切った状態のいわゆるクールスタート時、ファーストカムが落ちた後のアイドリングではだいたい1.5kくらい。50℃を超えて65℃辺りまでくると2.5~3.5kくらいになってその後安定します。

なので、65℃以下だと油温のオーバークールって考えた方が良いですね。
せめて55℃は超えてて欲しい。

オイルは沸点が水より全然高いし、120℃くらい全然余裕です。
イマドキのAPIでSMグレード以降とかだったら化学反応の作動的にも全然大丈夫ですよ。

ただ、水温とのカラミがあるので一概には言えませんけどね(^^;

油温が120℃とか超えてきたら水温110℃超えて来たりしてる可能性があるのでクーリングしましょう。
だから油温さえ見ていれば水温は見なくても大丈夫かな~、と。

オイル交換の目安にも使える

あとはエンジン3000rpm時に油圧が5.0kくらい無い場合はもうオイルが劣化してるので交換!
アイドリングで2.0k下回った場合も同じくですね。

オイルの作動温度を考えるとある程度高い温度は維持したいんだけど、やっぱり化学反応が進むので劣化が進みます。

まぁそこまで使っちゃいけない(笑)

だから「走行5000kmで交換」とかっていうのが目安になっているわけですね。
街乗りしかしなくて温度上がらなければもっと使っても大丈夫だけど、ロータリーをあんまり低回転で使うとガソリン希釈とかカーボンでやっぱりオイルが劣化するので、そこも注意ですね。

だから、1.油温・油圧、2.距離、3.期間で管理するのが正解かな~、と思います。

逆に、距離・期間がそこまで行ってないのに油温・油圧が悪くなったらそのオイルは二度と使わないようにしましょう。
ダメオイルです。エンジン壊します。
むかーし昔、某ロータリー専用オイルと銘打ったヤツでそんなことあったので、その辺小うるさいオジサンになりましたです(笑)

参考になりましたでしょうか。
需要無いか(笑)

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