特に何かもらってるわけじゃないけどEcoCPUすげぇわやっぱ

ども、おれです。

 

やっぱり燃調セットのキホンはプラグのチェックですよ。

プラグの焼け具合こそ燃焼室の状態の答え合わせなんですよね。

当然ウチのFCにはA/F計ついてるんでリアルタイムで空燃比が観察できるんだけど、それは「結果」、フィードバック的観察手法です。
もうすでに燃焼状態は終わっていて、その後の排気ガスの酸素と燃料の比率がどうなっているのかを見ているだけで、燃焼室の状態を見ているわけではないわけですよ。
排気温度計も同じことですね。

その計器に出ないところを観察するのがプラグの焼け具合であり、踏み方のトルク&パワーの「出方」をチェックするチューナーの腕というわけですね。
ダイノとか使えばグラフは出るけど、それが実際の運転状況でどのタイミングでどのように運転手に伝わるのかはまた類推するしかないですよね。

それを実践できるのはやっぱりキャブを経験しているか否か、というところはあるんじゃないか、と。

 

おれはさすがにキャブを知りません(笑)
NAロードスター乗ってたときは憧れたけど~

だけど、そのやり方を追体験させてもらえるギリギリの時代を生きていることにみんな気づいてほしい。

EcoCPU、というか中村英孝に出会って、吊るしや暫定データ作ってもらって、乗ってもらって、中身を説明してもらって、乗りながらROMデータ打ち込みながらブツブツ言ってることに耳を傾ける。
この経験はこの後の時代にもしかしたらできなくなるかも知れない。

 

見事なキツネ色。
電極回りが黒いのはまだマージンたっぷり、の証拠です。

この状態を、仕様を伝えるメールのやりとりと現車ファーストインプレッションでほぼ決めるんだから、もうスゲェとしかいいようがありません。

もちろん、もっとパワーを出したりすることができる人もいっぱいいると思います。
でも、ロータリーエンジンの燃焼室の状況を明確にイメージできている人間はそうはいないんじゃないでしょうか。

 

この状態をイジくってやろうとしてるんだからおれは随分と罪深い。

でもそれをやらないと対話にならないんだと思う。
もっとコミュニケーションを取りたいんだ。
言葉を使う会話はもちろんするけど、それよりもっとずっと深いところのコミュニケーション。

それをしたいと思わせる、そんなメカニック、チューナーともっと出会いたい。

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