ども、おれです。

結構前に我が家のお買い物カーRX-8ちゃんに不具合が出ちゃった件でブログ書きました。

これの続報です。

まぁ動画内でだいたい話してるんですけど笑

ちょっとだけ補足ですね。

結局、ブローバイの経路を最適化(?)することで、エンジンの諸々の経路内で発生する水蒸気と混ざりにくくしてるんですよね。
ブローバイをオイルフィラーに戻す経路に一工夫してるっぽい。
詳しくはわかりませんw

よって、いわゆるオイルキャッチタンクとは性質が違います。
結局ブローバイをスロットル前に戻して燃焼室に入れてるのは変更無し。
だからブローバイが多い車はスロットルとかエアフロとかエアクリーナーが汚れるというのは変化無しですね。

多少経路が複雑になっているので、ちょっとは軽減するかも知れませんけど。

ただ、汚れるからって事を理由にオイルキャッチタンク付けるというのはどうかな?と思ってて・・・

ブローバイが多く出ちゃうっていうのは、その分燃焼室から吹き抜けてる=圧縮が漏れてる=エンジンがオツカレチャン。
ということ。

で、そのブローバイガス(=不活性ガス)を再度燃焼室に戻すことで燃えにくくする、つまりパワーダウンさせてエンジンを保護してるんですよね。
ブローバイガスにはオイルも多く含まれていますから、ある種ガソリンタンクにプレミクスオイル入れるのと同様の効果もあります。

つまり、エンジンはその事で保護&延命されているんですね。

なので、競技なんかでオイルキャッチタンクの装着を義務付けられてるとかで無い限りはあまりオススメできないですよね。

JAFのは

“第 19 条 オイルキャッチ装置
  オイルがコースに流出することを防ぐための確実な装置を備えなければならない。”

うーん???
ワンウェイバルブを介して吸気系に還元しているクローズ式、つまり現行の普通の車ならはじめから備えてるとも言えるし、オイルキャッチタンク付けるのが標準になっているような記載とも読める・・・

けどWECのルールでは、

“7.2 キャッチタンク
オープン式サンプブリーザーを1つでも有する場合、ブリーザーの排出口は、最低3リットルの容量を有するキャッチタンク内に設けなければならない。”

となっていて、オープン式、つまりブローバイを大気開放する可能性のある排出口があるもの、であるならば付けなさい、という前提になっています。
普通の車はクローズ方式になっているので義務になってないんですが・・・

WECの場合は普通の車じゃないwww
ブローバイ吸わせてパワーダウンさせるくらいならオイルキャッチタンク付けるわな笑
結局実質、つける事になるんだ笑

こういうルールを眺めてみるのも、日本人型と欧州人型の思考回路の違いが見えておもしろいですね。

日本人:安全上つけろ、と言われたからつける。異論は認めない。
欧州人:つけた方が有利だからつける。なんならバレなきゃイイんじゃね?

っていう。
紋切り型で乱暴な分け方ですけど笑

アレのマスクと一緒かな。

・・・おっと、誰か来たようだ。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事