先日横浜の某愛感じるお店で、若手レーサー小西岬くんとお話ししてきました。
若いのにさすが競技で揉まれているだけあって、速さに対する確たるロジックがあって、かつ車の動かし方論が俺に近く納得感が強かったなぁ。
非常に有意義な時間でした
スーパーGTとかD1GPとかっていうのは興行的にそこそこうまくいっているようだけど、やっぱり国内のレースがやはり盛り上がっていない、と。
特にフォーミュラ。
国内最高峰のスーパーフォーミュラでさえお客さんがそれほど入っていないよね、と。
「やっぱ尾根遺産なのではw」
「あ、カメコ?w」
「それもあるかもですねw」
なんてアホな話もしましたが、やはり根源的にその競技に対する興味がないといくら尾根遺産パワーでもインバウンドできないのではという高尚な話になりました。
日本国内で野球って、なんで盛り上がるかっていうと地域密着だったり、子供から大人までアマチュアプレーヤーのすそ野が広大だったり、学校の公式部活だったりするから脈々と先輩後輩みたいな太い幹があるし、高校野球でも歴史的なライバル校関係とか相関図もあるし、それはプロでもそうだし、応援する選手の生まれとか母校とかから追っかけたり、、、とファンの琴線に触れるストーリーが無数に広がっているんですよね。
ちょっと野球人気が落ち目の時期もあったし、TV野球中継とかほとんどないけど、DeNAとかSOFTBANKとか地域にガッチリ行くことでスタジアムがいつも満席とかやってますもんね。
ITなんてもろグローバルな商売だと思うんだけど野球はものすごくローカルという。これがマーケティングなのかと。
ちなみに俺は全く野球興味ないんだけどね。こんだけ熱く語っといて。
興味があるのはそのマーケティングなのですよ。
尾根遺産まかせの観光インバウンドとは違うのだよ!ザクとは!
で、レースってやっぱりパッと見て凄い!とか思うのはスピードだったり、オーバーテイクだったり、あまりいいことでは無いけどクラッシュシーンだったりするんですよね。
でもその「凄いな~」って心理はなかなか維持されないというか慣れちゃう。
俺なんてF1中継見てるとエグゾーストノートが子守唄になってオチるもんね。
でもこんな映画を見ちゃうと1レース1レースに思い入れ出ちゃうもので
NetflixのFormula 1: 栄光のグランプリ
https://www.netflix.com/jp/title/80204890
レースは車が走ってるんじゃない、人が走ってるんだ!(青島風で)
やっぱ昔は徹子の部屋とかに星野一義さん出たりとかしてたもんね。(YOUTUBE調べ。世代ではない。)
とんねるずにセナが来たり、アグリさんも出てたよね~
日本のレース文化が欧米から遅れてるんじゃなくて後退したんじゃないの?っていう。
あとはやっぱり、自動車メーカーやチームがスポンサーとか世間を気にしすぎて、子飼いのレーサーの言動とかに制限かけすぎ!いい子ちゃんがやってるおままごとレースが楽しいわけがない。
もっとバリバリ選手同士がケンカしちゃってもいいんじゃないの?
プロレスでもいいから。
レーサーは野獣じゃないと!ね。