DIYでROMチューンするときの機材などどうでしょう

ども、おれです。

 

先日、東北NO.1決定戦に参加してきたのですが、いい感じにブースト計の針の動きが撮れてましたね。

1:08辺りから。

イイ感じにビューン!ビターッ!です( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ

 

おれもそうなんですが、DIYでROMチューンする場合、ベースデータはプロが作ったものをもらうのがオススメです。
というかマストです。

プロはたくさんテストして作ったデータを持ってます。

うちのFCは純正改のボールベアリングハイフロータービンをポン(いや実はポンではない)付けしたもので、エンジンそのものはマツダのリビルドエンジンです。

ある程度タービンの仕様(インデュース径とかトリム比など)から近いベースデータをチョイスしてもらうのですが、やはりオーバーシュートの仕方やブーストのかかり方・タレ方などクセがありますので、その辺をバチッと一発で決めるのは難しいと思います。

まして、小さいタービンでレスポンス良くそれなりの風量が出るという新しいタイプのGCGハイフローは逆にデータが少ないみたいですね。

ま、前置きはこの辺で、うちのROMチューン機材を紹介します。

うちのROMチューン機材

まずは何は無くてもROMの読み書きができないことには話にならないので、ROMリーダー/ライター

GQ-4×4ロムプログラマ

確かアマゾンで買いました(笑)
昔は秋月電子という秋葉原の電子工作材料屋さんでもっといいヤツを買えたようなのですが、もう扱ってないみたいで、仕方なくコレにしました。

イマドキROMチューンなんてね(笑)

これに読み書き用の専用ソフトとドライバーがあります。
CDは入っていなくて、メーカーのWEBサイトからダウンロードする形ですね。
メーカーが倒産したりしてサイトが閉鎖されると困るので、ダウンロードしたファイルは保存済です!

この機材はUSBでPCと接続すれば給電されるのでサーキットなど外出先でも気軽にROMチューンできます。

んなヤツおらへんやろ~

おったワ!

 

そうそう、基板からROMを抜き差しするのに失敗するのが怖いので、専用の外し器具も持ってると良いです。

とりあえずは最低限これだけあればなんとかなるかもですが、やっぱり使いやすいエディタが必要です。

有名なのはStirlingというバイナリエディタ

データ比較するのに横に並べたり、違うところを色付けしてくれたりするのが便利ですね。
あと、バイト数があってるかとかプログラム領域をぶっ壊してないかのチェックとか、FF埋めといって使っていない領域を最大値で埋め尽くす時に使ったりしてます。
使いこなしてない(笑)
横軸が16マス固定なのでMAP追っかけるのはツラたんなので。。

 

なので、おれはRERE3(https://recharge.jp/blog/cpuの考察力/ecocpu-rom-editor3/ecocpu%e3%80%80や、純正romの書き換えようエディター、新作!/)という中村屋さんから提供されてるエディタを主に使ってます。

トップ画像が起動時画面で

中身を見るときはこれですね。

binファイルだろうとhexファイルだろうと同じように表示してくれて、hexで開いたファイルをbinで保存とかもできます!すごい!

で、横軸も柔軟に変更できるので、13マスにしてみたり24マスにしてみたりと、MAPの列数に合わせて見え方を変えられます。

あと、比較ファイルとの差分表示機能があるので、例えばノーマルデータとチューニングデータを比較してあげれば変えたところ、変えてないところがわかって、プロの技を短時間で盗めます。
イジるべきMAPがわかるので便利です。

そして、このエディタは特にRE用というわけではなく単にバイナリを参照・編集できるものなので、ロードスターとかシルビアとかGT-Rとかにも使えますよ。

ただ、3D状マップ表示機能が無いのでエクセルにコピーしてやろうかと思ったらエクセルにコピペできない。。
あと、エンディアン表示とかデータを計算・加工して表示するなどに対応していないので、本格的なROM解析には使いずらいかも。
既知のイジるポイントに素早くアクセスしてちゃちゃっとデータ作りするのには使いやすい感じです。

あとはA/F計。

うちのはPLXのDM-5です。
今は亡き(?)アラキヤで10年以上前に買いました。

あと排気温度計。
コレ、用意はしてあるんだけどまだ付けて無いんだな。
Defiのマルチディスプレイを付けてるので、センサーをフロントパイプに付けさえすればすぐ見られるんだけど放置プレイです。

また、データロギング用に初期e-Manage(いわゆる青マネ)もありますが、これも使用してません。
配線も、延長ハーネスへの割り込ませ方がエアフロ信号やら点火時期など、「青マネを通ってしまった信号」が出力されてしまう配線になってしまっているので、そこから工作しなおさないとイケない。

10年くらい前、HKSのブーストコントローラと青マネつけて、PLXで空燃比見ながら燃調やってたんです。
やはりDIYで。
その時の名残ですね。

排気温度計と青マネはもう少し追い込んだセッティングをする時に使う予定です。

現状はまぁまぁ良いセットが出てるので。
・・・って失礼。
そりゃそうだ。
あの767の制御まで解析・セットアップするRE制御のプロ中村さんがセットしたんだから。

排気音を聞いて、ブーストに対するトルクを感じて、プラグを見るのが一番の計測装置かな、と。

より深い解析に使えるエディタが欲しい

アマチュアが解析に使えて3D表示できるなどビジュアル的にも見やすい、いいエディタ知ってたら教えて欲しいです。

日産系は寺崎源さんのGTWORKS(http://gtworks.ico.bz/GTWORKSMapEditor.html)で使いやすそうなエディタがありますし、海外のNistune(https://www.nistune.com/)という純正ECUを改造してA/F計などのアナログ信号を取り込んでロギングする機能を追加したものもあって羨ましい。

実は海外でRtek7(http://digitaltuning.com/index.php?pid=rtek7&tab=feat&stage=2&ecu=S5T2)というところがNistuneと同じようなことをやっていたようなのですが、すでに倒産・・・

引継ぎする企業などあればデータやノウハウなど売りますよ、と書いてありますので、誰か・・・(他人任せ)
Stage2の入手はムリでも、せめてStage1.7のデータだけでも入手できればかなり捗るのに!

とまぁこんな感じです。

お役に立てれば幸いです。

 



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