ブースト制御の話の補足

文章だけでわかりづらいので整備書を某ショップで盗撮してきた(笑)
写真は先日書いたソレノイドとアクチュエーターとゲートの関係を示した図です。

整備書欲しいな。
なにせ全部書いてある。想像や妄想してる間に整備書当たったら答え書いてあるんだもの。
基本的に自分は不器用なので、プロにお任せするのを判断するハードルが低いのですが、納得行かない作業はして欲しくないので、例えたかが1ドライバーだとしても頭の中で図面が動くようにしとくのは正解だと思っています。
どっかのサードパーティパーツメーカーのドライバー候補生は車一台丸々分解させられて組み上げさせられるらしい。すごい教育。

さてトップ画像の話。
ソレノイドの左の口がアウト、右側がインですな。
目標値まではイン側が開いていて、アクチュエーターを押さないようにすると。
目標値まで来たらイン側を閉じて、タービンで圧縮された空気でアクチュエーターを押してゲートを開く。
そんな動きをしているんですな。

社外のブーストコントローラー付けたことある人は説明書読めばわかると思うんだけど、このソレノイドの配管に割り込まして、既存のソレノイドを通らなくさせて、設定値までアクチュエーターに圧を行かさないようにしてるんだよね。ソレノイドバルブ自身に圧力の判断と制御を独立的に任せてる感じでしょうか。ブーストに特化して孤立した状態でECUの命令を聞かないので、エンジン的に危険な状態でフェイルセーフを発動させようとしてもガン無視ということがこれでわかるよね。ブーコン付けてる人、ゴメンね、ちょっと怖くなっちゃったかな?(^人^)

ECUが「ヤベー、圧力高いなー、下げんべー」と判断してソレノイドに命令したあとからアクチュエーターに圧が行くので、アクチュエーターのイニシャル圧が高い=いっぱい押す必要がある=時間かかる、ということがわかりますな。
また、このコンプレッサー~ソレノイド~アクチュエーターに距離があると気体の流れを変えるからやはりタイムラグが発生しますよ、と。
そういったことを先日長々書いたのでした。
図を見れば簡単でした(>_<)

社外のブーコンの反応が速いのも、確かにステッピングモーターの性能などもあるかもだけど、単純に配管の距離と内径が太いというのが大きな理由でしょうね。

実はこのソレノイド、2way(入口一つ、出口一つ)でなく3way(入口一つ、出口二つ)が良いんだけど。。。また他の機会に(_ _)

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