チューンアップすると普段の整備の水準もアップしなきゃいけない

ども、おれです。

先日「RX-8で真夏のサーキットを走っても水温全然大丈夫」っていう動画をあげました。

その中で、いわゆるチューニングパーツをdisってしまっているわけですが、その報いでしょうか・・・

まさにそのウィークポイントをやられました。

シリコンホースの劣化です。

これは某ショップのスーパーなんとかっていう、冷却システムの中に仕込む消泡装置の配管です。
裂けてピューピューとクーラントが吹きだし臭いのなんの。

裂けた部分のホースの寸をつめて差し直ししました。

クーラントが出てしまったので、DIYで補充&エア抜きの図

このスーパー銀なんとかという消泡器。

現在ではバージョンアップしているようで(?)多分対策されているのでしょうが、ウチのエイトの前オーナーがつけた時点のシステムでは配管がすべてシリコンホースでした。

実はRX-8をおれが個人売買で譲り受けた時点で、運行後にほのかにクーラント臭が漂っていまして、「これはマズイ」と速攻対策を講じていました。

ほんとうはノーマル戻しをしようと思っていたのですが、まぁコストの問題とDラーのやる気の問題(笑)があり、実現せず。

具体的な対策案がDからは出しててもらえないので、おれちゃん考案でできる範囲でホースとクリップをより信頼性の高いものに替えようと、ガソリンライン用のホースに3系統(リザーバー側、ロアホース側、サーモ側)は入れ替えしてもらいました。

ホースや対応するクリップはDに持ち込み。
いや~感謝です。Dが不具合のあるチューニングパーツの対応をしてくれるなんて。
ありがたいありがたい。

しかし、ラジエター本体のアッパータンク上のエア抜きの口とスーパーなんとか消泡器側の口の径が大きく違うため、シリコンホースのように、整合しない口径でもごまかしつつ対応できる柔らかい素材で無いと対応できない!

なんということでしょう。
いや、なんてことをしてくれたのでしょう。

純正のホースを使えるような口にしてくれれば・・・
もうちょっと設計を詰めて欲しかったところですね。

※繰り返しになりますが、おそらく現在は対策済だとは思います・・・

もはやこのシステムのままでは安心してRX-8に乗り続けられません。
シリコンホースを使う部分の数だけ車両全損のリスクを背負います。

全損リスクを回避するためには時限的に管理して定期交換が欠かせません。

チューニングとは調律です。
調律の水準を変えてしまったら、それに合わせてメンテナンスの水準も当然上げなければいけません。

1戦ごとにほぼ全バラシするようなレーシングカーならいざ知らず、日々運行するお買い物カーでそんなシビアな・・・
普通、油脂類とプラグだけでお腹いっぱいです(笑)

このスーパーなんとかは、より高回転・高負荷のかかるハイチューン・エンジンなら必要になるかも知れませんが、そうでない限り無用の長物だと思います。

やっぱりノーマル戻ししかありませんよネ。

純正パーツの品番出しもしたし、あとは工場にいつ入れられるか。
それまで応急処置が持ってくれるといいんですけど・・・。

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