ども、おれです。
妻が通勤にRX-8に乗っているのですが、勤め先の駐車場でエンジンカブらせたと・・・
電話で指示してデチョークなどやってもらうものの、本当にちゃんとやれてるのか不安(笑)
で、おれ出動です。
おれ自身はロータリーをカブらせた経験がありません。
思うに「乗り方」なんじゃ無いかと思っているわけです。
あとは点検・整備だったり、異変に気づくセンサー?
まぁ妻が使っているとはいえRX-8もマイカーなので、おれがカブらせたのも同然なんですけどね!
で、カブらせた事が無いとか豪語しているクセに、デチョークやらナニヤラ詳しいじゃないか!(笑)
まぁ、当然知識ということもありますが、RE乗りにとっては日常ですね。
RE乗りはデチョークくらいは覚えておいた方が良いんですよ。
FC3Sなんて制御が古いし、割とエンジンが弱った車両に乗ってた時期もあります。
そういった車両で猛暑だったり酷寒だったりすると、カブるとか以前にアイドリングでぼそっ、、、ぼそっ、、、、とか軽く失火するんです。
暑いと気化熱を利用するために補正で燃料多くだしますし、寒いと霧化が悪くなっちゃう。
その後すぐに一定速でプーーーーッと走れれば気にしなくていいんですが、ストップ&ゴーだったり渋滞だったりするとどんどん悪化するんですね。
そりゃそうですよね。
失火してるんだから、その分未燃焼ガスが燃焼室に残ります。
なので、ちょっとアヤシイと思ったら信号待ちとかでカカカッとデチョークやるんです。
古いRE車乗ってるヤツにとっては日常茶飯事、常識なんですよね(笑)
周りの目を気にしてはいけません!
道行く坊やに「ママーッ、あの車壊れてるの?」とか言われても、まぁニッコリ笑って手を振ってあげましょう(笑)
あとは乗り方。
アクセルをパカパカ操作してると、その度に加速増量で無駄なガソリンが燃焼室に入って、未燃焼のものがプラグなんかにつくし、アペの隙間なんかにも入るし。
古いRE車はアクセルワークがアレだとカーバッキングするんです。
そうしないように、ジワーッと空気と燃料を必要なだけ入れる感覚を磨く必要があるんですよ。
多分キャブ車世代の先輩方もそういう運転すると思うんですよね。
往年のレジェンドレーシングドライバーでもREで戦った人はペダルワークが総じて抜きん出ています。
最強のGT-R使いはロータリー乗りだ、という格言もあったりなかったり(笑)
RE車に乗るっていうのは、まぁメンドクサイんです。
Mじゃないとムリです。
でも、そのメンドクサイ中で内燃機関的な知識だったり、その制御の知識だったり、運行の仕方だったりを貪欲に学ぶ事で運転手が育ちます。
走りが変わるんです。
ロータリーが孤高と言われる由縁で、その辺りもあるんじゃないでしょうかね。
壊れやすいとかトルクが無いとかなんとか言われますが、まぁニッコリ笑って手を振ってあげましょう(笑)